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西洋的見解と東洋的見解

こんにちは、広島ストレッチ政本です。
前回は西洋的見解から五十肩をやりましたが、今日はガラッと思考を変えまして東洋的思想を提供していきたいと思います。 
これはあくまでも個人的意見ですが我々のような『手当て』を職にしている人間はいわゆる西洋的見解と東洋的見解の両方を汲み取り考えを構築していくべきだと考えています。それはなぜか?

東洋的見解のみであるとどうしてもお客様からすると不思議の国に迷い込んだ気持ちになります。
施術者 『ここのツボは不眠に効くんですよ!ここのポイントは血行促進にも効果的です。』
と言われたら・・・
お客様 『へーーーー。』
って納得するしかありません(笑)でもこれはしょうがないんです。東洋的見解というのはいわゆる経験医療なんです。過去の数多の事例をもとに経絡を作りあげ陰陽やツボとして表現する。その理屈は?と聞かれたら『過去の実績です。』『こんな反応が現れたというエビデンスがあるんです』『気の流れです。』と答えるしかない。中国4000年の歴史ってよく聞きますが経験に重みを置き積み上げてきた国ならではの表現ですよね。個人的にはこの経験医療はとても大事なことだと思っています。
もし今の医学【ここでは西洋医学】だけですべての症状か解決するのであれば肩こりも腰痛などの慢性痛も病院があればオールオッケーなわけです。整体院やリラクゼーション店、果ては接骨院はいらなくなるわけです。そこに【まだ明確に因果として見つけられていない何か?】があるのあれば色んな思考を取り入れるのが自分たちの『手当て』職には必要なことであると考えています。むしろそこに自分たちの役割が隠れているようにも思います。勿論、西洋医学は根底として理屈として理路整然と理解する必要があります。そこが無いものは証明ができない限り言葉として表面的に伝わりようがありません。
そういう意味では西洋的見解と東洋的見解の両方を取り入れることを意識するのはとても重要だと考えています。 

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