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力みない身体と代謝効率について【脂肪細胞】

『あの人と同じようにヨガってるのにあの人の方が痩てってるーーーーー!!』

こんにちは、広島ストレッチ政本です。
今日は脂肪細胞と代謝について書いていきたいと思います。
脂肪細胞というのを聞いたことがあるでしょうか?
簡単に説明すると脂肪細胞には白色と褐色とベージュ化の3種類があって白色のやつが俗に言う脂肪で褐色やベージュ化のやつはなんと燃焼に関与しています。
なので同じ脂肪細胞でも役割が違うんですね。
褐色脂肪細胞やベージュ化をうまく使うことで燃焼の効率化がはかれるというわけです。
この褐色なんですが大人になるにつれて退縮していきます。しかし最近の研究では大人にも肩甲間部や鎖骨上窩、胸部、頸部などに残存しているものがあるとわかってきました
これらは寒冷刺激などにより交感神経系の作用でこの褐色細胞は活発化されます。長期の寒冷刺激ではベージュ化細胞がこの代謝に関与しはじめます。
よく肩甲骨周りの運動で痩せると言われるのはこのことを引き合いに出していることが多いです。交感神経系の関与としては運動もその一部に入ってきます。
そしてここからが肝心ですが今言った部位に注目です。
そう、毎度のようにブログで書いていますが体の使い方次第で効率的な燃焼を起こすことができます
それが毎度のように言っている力みのない身体の使い方です。
もう一度簡単に力みについて例を上げると『背中の筋を鍛えるはずなのに肩の筋がついてしまう人』『肩で呼吸している人』などなどこれらの例は大概、力みグセが強く体をうまく使えていない人です。これらの人は私生活での呼吸、歩行、肩関節挙上などで四肢がメインの基軸になるため、先程お伝えした部位をうまく使えずに代謝面でも関節面でもある意味損をしています。 なのでできればこれらをうまく使ってほしいと思います。
しかし四肢が基軸の人でもしっかり筋トレをして体を作れば大きな筋肉の代謝作用で痩せることははもちろんできます。
ただこの場合は関節面のケアをしっかりと行わないと痛めやすいという特徴があるのでそこはしっかりとケアをしていきましょう。
深呼吸の重要性を説いてきましたが、実際深呼吸がうまくできない人って結構いるので次回はまた深呼吸のことについて書いていきたいと思います。
ではまた


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