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ブログ 2018年11月

痛みについて。

こんにちは。HIROSHIMAストレッチの楠本です。

ここ1週間でかなり冷え込んできましたね。身体が縮こまりやすい季節になってきました。
東洋医学ではこの冬の時期は腎と関係があり、腰や股関節周辺の症状が出てきやすくなります。

激しい運動をし過ぎないようにして身体から陽気が出ていきすぎないようにしましょう。
身体の調整を行うストレッチなどはいいですよーhappy01


私事ですがここ数日、前歯の神経痛に悩まされていました。
熱い物を食べても痛い、叩いても痛い、頭痛がするというようなひどい有様。
歯科医院でレントゲン撮るも虫歯ではないが、以前削ったりして治療したりした部分なので神経への何らかの刺激が出ているのでしょう。
という事で神経(歯髄)を抜き取りましたsweat01
そしたらやっぱり痛みは治まるんですね。身体には神経という不思議な回路があるもんだと改めて感じました。



痛みというのは本来身体に対する警告信号の役割をしています。
手を切ったりしてしまった時には出血がおこりますが、痛みを感じなければ気づかずに出血が続いて命にかかわりますし、
骨折などのけがをした時にはこれ以上動かないようにという事で痛みの信号を出して身体を休めようとします。
このような働きが痛みにはあるのです。

しかし、慢性的な痛みになると話は変わってきます。
急性の痛みは警告信号になるのに慢性の痛みは警告信号にはならずストレスに繋がります。
なので気分が塞がったり、意識が痛みに取られるので集中力が低下したりなど弊害が出てしまいます。
また、ストレスが増大していくことによって内臓の調子にも悪い影響を与えてしまうことがあります。



クリアな思考を取り戻すためにも、生き生きとやりたいことをやるためにも身体のケアは欠かせません!
痛みの出ないカラダ作りを一緒にやっていきましょう!

いつもありがとうございます祭~ネイルイベント~

こんにちは。HIROSHIMAストレッチです。


11/24(日)にいつも当店をご利用していただいているお客様へのありがとうを込めたイベントを開催しました♪
これが3回目ですが、ネイリストの方に来てもらってネイルのイベントですnote
無料でジェルネイルやハンドケアなどを受けていただけますhappy02
というイベントです。

手のコースと足のコースがありますので、お仕事上、手のネイルは出来ないという方も足のネイルなどを選んで受けていらっしゃいましたcatface

ハンドケアやフットケアもあるので女性の方だけでなく、男性の方も受けることが出来ます!!
もちろんネイルされても大丈夫です(笑)


また、年明けに第4回を行おうと思いますup
是非、ご利用くださいhappy01

腰痛に対する簡単ツボ刺激

こんにちは。HIROSHIMAストレッチです。


前回は腰痛に対する家でできるセルフストレッチをご紹介しました。
今回はセルフでできるツボ刺激をご紹介します。



前回のストレッチで前面を伸ばした方が良いほうの下肢に関しては足首前面のツボを刺激します。
親指か人差し指で押さえてください。目安は10秒ぐらい。押さえながら足首を上下にパタパタさせるのもありです。
解谿(かいけい)







逆に後面の伸ばした方が良いほうの下肢に関しては足の外側のツボを刺激します。
こちらは親指で10秒押さえてください。
束骨(そっこつ)


どちらも場所は目安ですので押さえて痛い所を押さえるようにしてください。
押さえる力は軽めで大丈夫です。触れるぐらいでも改善するのであまりぎゅうぎゅう押さないように注意しましょう。


このツボ刺激とストレッチを組み合わせて腰痛のでない身体作りをしていきましょう!!






腰痛に対する簡単個別ストレッチ

こんにちは、広島ストレッチです。 
今日は腰痛に対するストレッチを個別に簡単に行う方法をご紹介していきたいと思います。
おおまかな内容にはなりますが、家で行うのには簡単なので是非やってみてくださいね。 
まずは自分の身体をしるところから。 
うつ伏せになって力を抜いた状態で両足の踵(かかと)をくっつけてみましょう。踵の位置が左右で多少ずれていませんか?安心してください。ほとんどの方がズレがある状態です。日々の歩き方や立ち方、座り方の癖や習慣でズレが生じてしまうかたがほとんどです。あまり気にしないようにしてください。しかしこのズレが大きくなってくると身体にかかる負荷のポイントが絞られてきます。その結果腰痛などに繋がってきますので、ある程度は整える必要があるという事です。 


ではどのようなストレッチをするのかを紹介していきたいと思います。 
まずは短い方の足から。 このような姿勢をとってストレッチをしてください。

これは太ももの前側のストレッチになります。この時に注意が必要なのが【決して力まない】ことです。要するに無理をして行わないということです。無理してやると目的がズレてしまいます。もしこの姿勢の取れない方は椅子などに膝をつけて補助を使ってやってください。『短い方の足を10~15秒ほど伸ばしたら反対の長い方の足は半分の5~10秒ほど伸ばしましょう。』これ重要です。左右差がある状態なのでストレッチにも左右差をつけます。
続いて長い方の足です。このような姿勢をとってストレッチをしてください。
これはお尻のストレッチになります。

この時も先ほどと同様に【力まない】ようにストレッチしてください。『長い方を10~15秒ほど伸ばしたら反対の短い方は5~10秒ほど伸ばしましょう。』

このストレッチを行った後にもう一度うつ伏せになって踵の左右差を比べてみてください。大体の方が先ほどよりも左右差が減っていると思います。こうすることで負荷のポイントが分散されるので腰痛の軽減に繋がります。勿論このストレッチだけではそう簡単に解消しない方もおられます。そんな方は是非広島ストレッチに足を運んでください(笑)ではまた。

ストレッチセミナーを行ってきました♪

こんにちは。HIROSHIMAストレッチの楠本です。

11月11日(日)に広島県トライアスロン協会が主催する身体のケアについてのセミナーの講師を務めてきました。
場所はヒューマンアカデミー広島校のスタジオをお借りしての開催でした。





内容についてはここでは書きませんが、テーマは『筋膜を活用したカラダに負担の少ない走り方・ケア』という事で、
走り方とストレッチでのケアについて講義と実技とを行いました。


少し難しい内容になってしまいましたが(自分の伝え方が悪かったのですが、、、)、参加してくださった皆さんは必死についてきてくださいました。
ありがとうございました!

少しでも今後の競技に役立てていただけたら幸いです。

また今後も身体のケアの重要性をいろんな場所で、いろんな形で皆様にお伝えできるように頑張ります♪


↓広島県トライアスロン協会さんのHPにも載せて頂いてます。ありがとうございます。
http://www.hiroshima-tri.jp/update/4258/

身体は繋がっています。~筋膜って!?~

こんにちは。HIROSHIMAストレッチの楠本です。

2018年も残すところ後2か月を切りました。
毎年1年1年があっという間に過ぎていく感覚です。この時間の流れよりも早く自分をアップデートしていきたいと思う今日この頃です。


今日は筋膜についての考察をしていきたいと思います。

筋膜というのは色んな解釈がありますが僕はアナトミートレインの理論に書いてあるコラーゲン性ネットワーク、というのがしっくりきます。


筋肉は元々筋繊維の集合体でその筋繊維を束ねて一つの機能体として作り上げています。
筋繊維と筋繊維をつなぐ間にはコラーゲン繊維とかエラスチン繊維とかいう結合組織があります。
これにより同じ様に作用する筋肉は束ねられて上腕二頭筋とか腓腹筋とかいう名称を付けているのだと思います。

更にもう一つ皮膚と筋肉をつなぐのもこのコラーゲン繊維ですし、骨と筋肉をつなぐのもそうです。骨にあるこのコラーゲン繊維の膜は俗に骨膜なんて呼ばれてますよね!
名称は違えど本質は身体を機能させるために各組織をつなぎ合わせているコラーゲン繊維の集合体と考えられます。
ということは身体全体にこのネットワークは広がっているという事だと思います。

アナトミートレインには11本の筋膜ライン(筋膜経線)が想定されています。解剖していった結果この筋肉とこの筋肉には筋膜的なつながりがあるという事が見いだされています。
このコラーゲン性ネットワークの不均衡が身体の歪みを作り、身体の特定部分に負荷をかけてしまい、痛みやコリに繋がっているのではないかということです。

それともう一つ、このコラーゲン繊維の硬さというか密度がそれぞれで違うというのもあります。これは身体を触ったときの感覚でわかります。
グニグニしてたり、筋張っていたり、板の様だったり。どれが良い、悪いではなく筋膜にも個性がありそれに合った調整法があるのではないかという事を考えています。


長々と書き連ねましたが、結局身体の不調がある部分だけが原因とは限らない。身体のひずみは身体の中で完結するので首の痛みの原因がもしかしたら足にあるかもしれない。という事を言いたいのです(笑)
その様な事を考えて毎日ストレッチ整体をしています。個人個人で身体の使い方は違うし、癖も違う。同じ腰痛でも原因が違う場合が多いのです。

もし今身体に不調がある方、ない方でも姿勢が気になる方はご相談お待ちしてます。

楠本のおススメ本Vol.2

こんにちは。HIROSHIMAストレッチの楠本です。

はい、久しぶりのおすすめ本についての更新です。
読書の秋ですねmaple
もう秋から冬に差し掛かっていますが、東洋医学で言うと今の時期が土用ですね。季節と季節の変わり目の事を指します。
この時期は体調を崩しやすいので注意しましょう!


今回のおススメ本は『日日是好日』です。
今、映画化されて上映されてますね!樹木希林さんと黒木華さんが出てるやつですね。
僕はまだ観に行けていませんsweat01観に行かれたお客様は本の世界観そのままで良かったよーhappy02っておっしゃてました。


森下典子さんの著書で森下さんが茶道を習い始めてから今までの心の変化などをまとめられた本です。
エッセイというか小説といううかその辺の境界が曖昧ですが、とにかく読みやすいです。

お茶の世界を全く知らない自分にとってはこの本によって新たな世界を垣間見た気がします。お茶習おうかな~とさえ思ってます(笑)

この本で気づいたことは以下の点。
①自分の手を信じる事
②心をここ(現在)に繋ぎとめておくこと
③無の境地

この3点です。
①については今の仕事に物凄く通じるなと思います。
本の中にも書かれていましたが、お茶を点てるのにも順番とかやることがあって、最初は先生に一つ一つ指示されながら動いていきます。
やってる本人は次の動作がなかなか覚えられない。でもある日突然、無意識に動作が繋がっていき、滑らかに動くようになる。
良く言う身体が覚えるというやつですね!それを先生は『自分の手を信じなさい』と伝えていました。
なので最近は私自身も自分の手を信じて施術に当たっています。

②もおなじです。心がここにないといくら手が動いても粗相をしてしまうもの。
常にあれこれ考え過ぎずに今に集中しなさいということを言っています。これも納得note

③はお茶を続けて分かった事だそうです。
茶室に入ってふとした時(お湯が沸いている音を聞いている時、雨の音を聞いている時など)にいつもと違う感覚になることがあったそうです。
昔、お茶は武士のたしなみであったとき、戦場などでいつ命を落とすかわからない、今日一緒にご飯を食べた人とこれが最後になるかもしれないという
常に張り詰めた状態で過ごしていたと想像します。そんな中、お茶は刀を外して茶室に入り、一個人として心安らげる空間だったのではないかと言われていました。
心安らぐ場所だったら一瞬でも無になれるのではないかなと思います。

自分も過去の事にはあまりこだわらないですが、未来について考えてもしょうがないことを考える傾向が強い気がします。
そんな時今この瞬間を大切にすることを忘れてしまっているのではないかと思います。
今に集中しないと無の境地には至らないと私は考えています。
本に書かれている無の境地の感覚を物凄く味わいたくなったので、お茶やってみようかなとか考えたりしました。

是非、色んな見方が出来ると思うので映画だけでなく原作の方も読んでみてくださいsign01




寝返りが打ちにくい時...

こんにちは。HIROSHIMAストレッチの楠本です。

前回『東洋医学×ストレッチ』というブログをアップしました!

気血の流れが停滞しているところは経絡の伸びにくさが出ているので身体の可動域の制限がかかるというお話をしました。

今回は身体の可動域、特に体幹の回旋に左右差がある方の症例を一つ書いていきたいと思います。

50代女性の方です。
元々寝る時に腰が浮いてしまい、痛くなるという症状。
寝返りを打つもの辛い。

姿勢としては身体が前傾しており 、下半身に上半身が引っ張られている状態。
文字に起こすと伝わりにくいかもしれませんが、お尻がきゅっと後ろに出っ張てるような感じの姿勢です。
このような姿勢の人は下肢の筋肉の使用が優位になり、上下のバランスが崩れています。
姿勢からも胃経など前面の経絡の硬さが考えられます。

動作確認でも左右の回旋が行いにくい状態です。胆経の硬さが出ている状態ですね。
これが寝返りをやりにくくしている可能性があります。


この場合の対応としては下肢のストレッチを重点的に行っていきます。
まずは姿勢から下肢前面(大腿四頭筋、前脛骨筋、大腿筋膜張筋など)のストレッチを行います。←胃経、脾経のストレッチ
回旋については腰を捻るストレッチ(腹斜筋などラインとしては前鋸筋までのラインを意識します。)を行います。←胆経のストレッチ

ストレッチとしてはこの2つを行うことで変わります。
左に向きにくかったら右の側面の経絡のつまり、右に向きにくかったら左の経絡のつまりと考えます。
向きにくい方を重点的に伸ばしましょうsign01
もちろん他にも施術はしますnote
施術直後は特に身体の動かしやすさを実感頂けています。
この方も1~2週間に1回のストレッチ施術を2か月ほど受けて頂いてますが、少しずつお尻の出っ張る感じが少なくなってバランスが良くなってきています。

姿勢は習慣が作り上げるもの。
どの経絡が伸びにくいかを確認した上で必要なストレッチをかける事が大切だと思っています。
姿勢の悩みや動きの悩みがある方はご相談ください。

ストレッチで身体の習慣を変えていきましょうhappy02

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