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肩こり、腰痛を東洋医学で考えると?

こんにちは!HIROSHIMAストレッチ、楠本です。
9月が近づいてきましたが、まだまだ暑い日が続きますね...。 熱中症に気を付けて過ごしていきましょう!

今回は肩こりや腰痛を東洋医学で考えてみましょう。


あくまでも一例です。 東洋医学には気や血が流れる「経脈」、骨と骨をつなぐ筋肉のような働きがある「経筋」という考え方があります。
経筋は西洋医学的な考えをすると皮膚や筋膜、筋肉を含めた大きな括りであると考えて大丈夫です。
この経筋はある範囲を持って、足の前面から頭までつながっていたり、手の後面から肩を通り顔につながっています。
このつながりがあることで、ふくらはぎの痛みが腰痛に関係していたり、腕の痛みが肩こりに関係したりすると考える訳ですね。
この経筋は全身を流れる気や血によって滋養されているわけですが、気や血のめぐりが悪くなると経筋の機能障害が出てきます。 また、経筋は寒邪に弱いです。つまり、冷えると痛みが出てきます。


どういう状況で起こりうるかというと

1.捻挫や打撲、肉離れなどの外傷
2.長時間、同一姿勢を取り続けること
3.冷たいものを飲食したり、冷房に当たる、冬の寒い時期による身体を冷やす行為


1,2は気血のめぐりが悪くなった結果、経筋が障害されて肩こりや腰痛につながるケースです。 3は身体を冷やすことによって、経筋が障害されて肩こりや腰痛につながるケースです。

経筋が障害されると痛みが出てくるとされています。

経筋の機能障害を起こさないためには!

対策としては
同一姿勢を取り続けない。1時間に1回は立ち上がってトイレに行くなど身体を動かすようにすること。
身体を冷やさないように冷たい物の過食はしない、冷房の温度を必要以上に下げ過ぎないようにして保温に努めることが大事です。

まだまだ暑い日が続きますが、必要以上に身体を冷やし過ぎないようにして肩こりや腰痛を防いでいきましょう!

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