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ブログ 2019年6月 2ページ目

アドラー心理学から脳をみる ~感情のお話~

こんにちは、広島ストレッチ政本です。 
今日はプライベート枠で前回読書で紹介したアドラー心理学と脳の関係を考察していきたいと思います。
アドラー心理学では『怒りという感情は出し入れ可能なものである』と言っています。 
どういう事かというと『イライラしたいから怒りたいから怒る理由を探している状態』ということです。
まさかそんなことあるわけないじゃん、と思われる方も多いと思いますが、これは本能的な情動としてはあり得ることです。前回お話した前頭前野(創造性、理性)の神経系の萎縮により下垂体副腎系のストレス反応(本能)が優位になると本能メインの行動になってしまうということです。これらは気圧や気温、湿度などの外的要因により変化が出やすくその結果わけもないのにイライラしだしてしまう。
しかし理由もないのにイライラしてしまうのはおかしな話なので脳でその『イライラできる理由』を探している状態です。普段は気にならないようなことでも気になってしまうのはこの為です。
このためアドラー心理学では『考える』ということを徹底しています。そしてその考える基準が最終的には『他者貢献』に繋がり広がりをみせる部分になってきます。
この『考える』というのは前頭前野を刺激することになるので結果的にストレスに強い脳を作ることが出来るようになります。
日本のトヨタでも企業文化として『なぜ?を5回繰り返す。』というのがありますが、これは前頭前野を鍛えるのにも理にかなっています。さすがのトヨタって感じですね。 
余談ですがトヨタで思い出しましたが、終身雇用の話、金融庁の年金の話、世の中なんか暗いムードになっていますね。自分が思うのは時代の流れというものがあるので仕方ないと思いますが、どんな形であれ生きているだけで丸儲けであり、死ぬこと以外かすり傷だと思っています。カラダと精神が健康で元気である限り、やりたいことが出来ます。今の時代を前向きに捉えて出来ることを誰かの為にやっていきたいと思います。 
ではまた。

慢性痛、~身体的AND脳~

こんにちは、広島ストレッチ政本です。 
今日は慢性的な痛みについてです。 
慢性腰痛や万年肩こりなんて言葉をよく耳にします。 
長時間のデスクワーク、反対に肉体労働でも起こりますが初期段階は身体的な理由がほとんどでいわゆる骨盤であったり、筋の収縮であったり、バランスの悪さであったりするものですがここから慢性痛に移行するパターンは身体的と脳から(精神的な部分も含める)の2つです。
身体的慢性痛・・・・身体的な場合は繰り返し同じ動作、(デスクワークや介護の移乗など)でおこります。こちらの解決法は運動や施術などいろんな解決法があります。

脳でおこる慢性痛・・・・一方で脳からというのはどういうことかというと、身体的な痛みから始まった痛みは時間の経過とともに神経節と呼ばれる脊柱の横にある節に一時記憶されます。それが長期に及ぶと脳が記憶をしてしまいますこれが脳で起こる慢性痛です。
厄介なのはやはり脳で起こる慢性痛です。こちらの慢性痛は前回お話したストレス反応の延長線上にあります。身体的な痛み+ストレス→長期化による記憶→慢性化といった流れです。
こちらの解消法ですが、前にブログでお話した前頭前野を鍛えることでストレス軽減などに繋がるのですが、それにプラスしてやって欲しい事があります。それは「達成感を体験する」という事です。
これはどんな小さなことでも良いです。腕立て3回とか、ラジオ体操をするとか、そんな感じです。
そしてそれができた瞬間
『よっしゃー!達成したーーー!!!』と喜んでください。
コントみたいですが本気で言っています。これは脳の報酬系の回路に影響を与えてくれます。これが脳的にはストレスに対抗する方法になります。できれば隣に人を置いて達成した瞬間
『すごいーーーーーー!すごいすごいーーー!』と拍手喝采してください。
コントみたいですが本気で言っています。これがさらに脳の報酬系の回路に影響を与えて慢性的なストレス反応への対抗になります。
是非実践してみてください。
ちなみに東洋的見解でいくと陰タイプの人にはこういう傾向が強いです。自分が何タイプなのかわからない人はうちに来て聞いてみてください。
ではまた。

良い姿勢って結局なに?

こんにちは、広島ストレッチ政本です。 
今日は姿勢について書いていきたいと思います。良い姿勢でいましょう!よく言いますよね。 
じゃあ良い姿勢ってなんなんだ!?猫背じゃないこと?反り腰じゃないこと?首が前に出てないこと?
上記のような内容は勿論大事です。これらは『結果の見た目』としてとても大事です。上記のような状態が解消されれば、二足歩行の場合関節や細胞、筋への負担が軽減されるので理想的な姿勢だという事ですね。
先ほども書きましたが『結果の見た目として』このような姿勢になることが理にかなっているということであって、無理にこの姿勢に持っていくと余計な負荷が増えてしまい、見た目は良いけど『結果として腰痛治らず』『結果として肩こり治らず』なんてことになったりするわけです。

良い姿勢になる目的は痛みが無い事や、快適に日々を過ごす事だと思います。もしかしたら『良い姿勢ですね!』って言われたい!という願望の方もいらっしゃるかもしれませんが、そんな方も快適に痛みなく過ごすに越したことはないと思います。 

なので良い姿勢のことについて【見た目】だけで判断せずに【中身】の身体の使い方も意識して取り組んで欲しいと思います。 

ではまた。

立ち上がるときは

こんにちは。
HIROSHIMAストレッチの楠本です。

ちょっと趣向を変えまして今度は力学的な観点からカラダの使い方について習ってきたことを書こうと思います。

立ち上がる時に膝関節が痛い人。
これは重心の移動がうまくいっていないパターンも考えられます。
普段立っているときは両足のつま先から踵、その間の範囲に重心があります。
足を閉じた時はその範囲は狭くなるし、開いた時は広くなります。もちろん広い方が安定しますよね。
これを支持基底面と言います。

座っている状態から立ち上がる時にはその支持基底面に上半身にある重心を持っていかないと立てないんです。

よく座ってる人の額を押さえておくと立ち上がれないという現象みますよね!テレビでもやってたりします(笑)

あれは上半身の重心移動が制限されるため立とうと思っても立てないんです。
これを無理やり立とうとすると太ももの前の筋肉(大腿四頭筋)を酷使する形になります。
そうすると膝に負担がかかりやすいんです。どちらかというと臀部や太ももの裏(ハムストリングス)などを使って立つ方が効率よく立ち上がることが出来ます。
なので椅子などから立ち上がる時は
まず、上半身を前に曲げる。という動作から始めると膝に負担なく立ち上がることが出来ます。
どれだけ倒すかは膝から下の足の角度と同じぐらい。この時背中を丸めるだけにならないようにしましょう。これだとあまり変化はありません。
前に転びそうという時は足をお尻の下ぐらいまで引くといいです。

なんか文章にすると分かりにくくなってしまいました。
座っている状態から立ち上がる時には上半身の重心移動が重要ですよということです。

文章じゃわかりにくいのでもっとわかりやすく知りたい、気になるという方はHIROSHIMAストレッチまで!

寝違えについて~要領さえわかれば怖くない~

こんにちは、広島ストレッチ政本です。 

さあ今日は寝違えについて書いていきたいと思います。
皆さん寝違えたことはありますか?おそらく一度ぐらいはあるのかなぁと想像しています。
あれ辛いっすよね。首が回りませんし。当然後ろから呼ばれて振り向きたくても痛くて振り向けないし、ひどいときには肩甲骨の間まで痛みが走るし・・・。 
さあそんな寝違えですが、まずどんな時に起こりやすいのか? 

よく言われているのは
1.深酒をした次の日 
2.めっちゃ運動した次の日
3.いつもと違う場所で寝た時 
などなどです。
基本的に寝違えの原因というのは今の医学ではわかっていません。レントゲンやMRI画像に寝違えに関わる異変が見受けられないし、これだ!という物的証拠がないからです。
しかし、寝違えの痛み方や、その原因を考察すれば実は寝違えはスムーズに施術で痛みを軽減できます。ここで無理にマッサージをしたり、動かしたりするとかえって痛めてしまいますので自分で揉んだりはしないでくださいね。

ずばり、寝違えは筋紡錘の過剰反応だと言ってしまいましょう。ちょっと待ってと。筋紡錘系の反応短時間だからすぐに解決するやないか!?と思われますよね。けどそれが頸椎と肩甲骨の構造上そうはいかないというのが寝違えの原因です。

寝違えセミナーやりたくなってきましたね(笑)

ということで寝違えは要領さえ押さえれば怖くないという、施術者向けのブログになってしまいました。うちのお店には結構、整骨院の先生とかリラクの先生も来てくれているので丁度良かったかもしれません(笑)
ではまた。


東洋的見解 ~施術に当てはめる陰陽~

こんにちは、広島ストレッチ政本です。 
今日は陰陽の概念を施術に当てはめると何が見えてくるのか? について話していきたいと思います。 
大分前に陰陽それぞれの性格で恋愛バージョンを書いたことがあります。(笑)
それの施術バージョンということになるのですが、これがなかなか興味深いです。あくまでも東洋的見解【統計学的見解】として聞いて頂けたらと思います。 
東洋医学には望診というものがあります。人の顔や身体から現れる健康状態を見てチェックするというものなのですが、顔や身体には本来その人が持っている個性が表れています。
一番わかりやすいのは皮膚と目です。
皮膚って実は色んな種類があるんです、おおまかに言うと乾いている、湿っている、地黒、地白、などなど。ここからその方の特徴が見えてきます、目も同様です、目のかたちって多種多様で面白いですよね。
これらの特徴から陰、陽、陰中の陽、陽中の陰などに大別することが出来ます。そしてそれぞれに統計的に適した指圧や揉捏といった施術があります。
身体と精神は繋がりがあるのでこのあたりも見えてくる部分がありとても興味深いんです。

自分は陰なの?陽なの?陰中の陽なの?陽中の陰なの?と思う方、是非スタッフに聞いてみてください。ズバッと答えてくれると思いますので。(笑)

ではまた。

スタッフをさしおいてスペインへ行ってきます。

こんにちは、広島ストレッチ政本です。 
『ひどい!!ひどい奴や!あいつは!』
という声が飛んできそうです。すみません、明日からスペインに行かせていただきます。世界をセミナーで回っている施術家の人がいるのですが、『ちょっとセミナーやってみる?』という提案を受けてこの度のスペインに行くことを決めました。施術セミナーは整骨院さんとかで結構やっていたんですが、海外は未経験なので緊張します。
スタッフ皆を差し置いていくのは非常に忍びないのですが、とても出来るスタッフ揃いなので
『ったく、うちの院長はしょーがねーなー。まあ楽しんでやってきなさい。』
と思ってくれていると思います。たぶん(笑)
というわけでスペインで頑張ってきます。

せっかく始めたブログは?となるのですが、大丈夫!!!!今回はしっかりと書き溜めてあります(笑)
『一日一個づつ小出しにしてアップしてください(笑)』と頼んであります。

またどんな感じだったかはアップしたいと思います。 
それではまた。

習慣にする際の壁 ブログを辞める理由を探し中(笑)

こんにちは、広島ストレッチ政本です。 最近ブログを書いてて思うのがブログを毎日書いている人って素直にすごいなあと思います。それと同時にいつも習慣について書いている自分ですがブログ習慣を挫折しそうな自分がいます。(笑) 

別に誰に言われたわけでもなく、ただなんか発信できることはやらないとなぁと思ってスタートしたブログ。気づけば毎日発信しないといけないのではないかという勝手な自分との闘いに発展している状況でございます。(笑)

これってだけど習慣にする際に必ず表れる【挫きの壁第一弾】←勝手に自分でそう呼んでいます。 なんだと認識しました。
習慣というのは読んで字のごとく習い慣れることです。ウィキペディア先生によると繰り返し反復することで少ない心的努力で固定された行動のこと。と言っています。
今自分が『なんか挫折しそう』と言ってる時点で心的努力が大きいことの証明になるので全然まだまだ反復が足りないね!!ということになります。

習慣にしていくうちに色んな壁が現れます。自分の場合は 
【挫きの壁】【疑問の壁】【怠惰の壁】【誘惑の壁】【言い訳の壁】ざっと上げるだけでも習慣を諦める理由がいくらでも思いつく状況です。(笑)

もしこれを読んでいる方で運動などで『腹筋何回毎日やる!』とか『週2で必ずジムに行く!』などなど決めてちょうどこのタイミングで習慣を挫折しようとしている人がいるかもしれません。
そんなあなたに一言

『一緒にやめません?(笑)』

嘘です!!(笑)  

達成感って自分の自信に繋がります。あなたが頑張って習慣にしようとしていることは必ず周りの人が遠めから見ていてあなたの達成は周りの人への勇気づけになっています!無理しない程度に、だけどできるだけ、やれるだけやってみましょう。きっと誰かの勇気づけになっているし、続けることで自分自身の自信にも最終的には繋がります。 

ということで今日は習慣の壁はとてつもなく【ブ厚い】というお話でした★

自分自身も、達成感を味わうために頑張ってみます!
今、何かを決めて行動している人、頑張れーー!

眠気について~眠い時は深呼吸or少しだけ寝る。~

こんにちは、広島ストレッチ政本です。 
今日は眠気について書いていきたいと思います。
仕事中などに突然睡魔に襲われる経験は誰でもあると思います。特に今の時期など季節の変わり目には睡魔に襲われることが多いようです。よく言うのは脳の酸欠状態だとか最近の研究ではタンパク質との関係が深い事もわかってきているみたいですが、詳しい発生機序はまだまだわかっていません。


こんな時に効率が良いのは1.深呼吸もしくは2.少しだけ寝るの二つです。
1・深呼吸…これは先ほどお話した脳の酸欠状態に対する対処方法です。やり方はいつもお話している力みのない呼吸(中呼吸)でやるのが一番酸素の取り込みが効率よいのでやってみてください。2~3回行うと確かにこれだけでも目が覚める感覚があります。 呼吸なら場所を選ばずにできると思うのでまずはこちらで対処しましょう。
2・少しだけ寝る。
深呼吸してもダメなときは『少しでも寝ること』です。眠い時(うとうとしている時)の脳波は覚醒時の脳波と比べるとゆったりとしており、この時の情報処理能力は直線的な指令とならず、紆余曲折を経て指令が届くために、とてつもなく非効率になるという研究があります。これは肌感覚でもなんとなくわかりますね。なので一番効率よく脳を回すには眠い時は一時的にでも一旦寝てしまうのが一番です。非効率時に頑張ろうとしても作業を頑張るというよりは、『起きることを頑張る』状態になるのでとても無駄なエネルギーを使っていることになります。
仕事中にはなかなか寝れないかもしれませんがここは上司に一言 
『ちょっと眠いんで脳の効率を高めるために自分一旦寝ますわ。』
と言ってください(笑)
それが難しければこそっとトイレに行って5分ぐらい寝てください。
それでも難しいようなら前日の夜のスマホを見ながら寝るのを辞めましょう。これは自分もついついやってしまいがちなので最近は身体に眠いかどうか聞いて、寝るかスマホいじるかの判断を欲任せにしないようにしています。
『眠気』も身体の信号の一つとして出てきているので本来であれば無視をしてはいけません。深呼吸もしくは一旦寝た方か効率が上がるので勇気を振り絞って寝てください。

ではまた。



季節とカラダPart2

こんにちは。
また東洋医学の話が増えてきている、HIROSHIMAストレッチの楠本です。

今日は昨日の続きです。
これから梅雨の時期に入りますね。ジメジメして自分は嫌いです(笑)洗濯物も乾きにくいし。
梅雨の時期は他の時期より湿度が上がりますね!
ということはこの前の六淫の話、覚えてますか?

今回は察しの通り『湿邪』についてのお話です。

この湿邪、結構厄介です。
むくみ、下痢、関節の重だるさなど結構多岐に渡る症状を生み出します。
湿邪には3つの特徴があります。

1.重濁性(じゅうだくせい)
2.下注性(かちゅうせい)
3.粘滞性(ねんたいせい)

これらの性質が最初の症状を生み出す原因です。
重濁性により重だるさが感じられやすく、下注性により下肢など身体の下に症状が出やすく、粘滞性という性質によりなかなか症状が治まりにくい。
なかなか嫌な感じでしょ(笑)?

じゃあこの対策をどうするか。
この場合、余分な水分を排泄させたり、血のめぐりを良くしてあげることを考えます。

やはり一番いいのは運動すること、筋肉を動かしてめぐりをよくすること。
いつもより長めに歩くとか、早歩きするとか、バスの停留所をいつもより一つ前で降りて歩いて出社するとか。
そういう形で運動習慣をつけましょう。
あとはストレッチも効果的です。筋肉の伸び縮みがうまくいくと筋肉がポンプの役割をして血のめぐりを良くします。

カラダが重だるくなる前に、というのが一番いいですが
もうすでに重いよ‼という方、ご相談ください。
ストレッチを取り入れてめぐりを良くしてカラダを軽くしましょう!



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