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ブログ 2019年5月

季節とカラダ

こんにちは。
ついこの間から東洋医学のバイブルをもう一度読み始めた、HIROSHIMAストレッチの楠本です。


今日は東洋医学のお話を少し。
『風邪を引く』ってあるじゃないですか?
東洋医学では外因と言って自然界にある気候が過度になると人体を侵害するという概念があります。
自然には風・寒・暑・湿・燥・火という六気(りっき)があり、これが過度になると六淫(りくいん)になります。
六淫になると
風邪(ふうじゃ)・寒邪(かんじゃ)・暑邪(しょじゃ)・湿邪(しつじゃ)・燥邪(そうじゃ)・火邪(かじゃ)
に名称変更されます。

はい、出ました。風邪(東洋医学ではふうじゃと言います)、ありますね!
首肩周りには風という字が付くツボが沢山あります。

風府(ふうふ)、風池(ふうち)、風門(ふうもん)など。
このツボから風邪が入ってくると身体の体表面を侵害して、悪寒、発熱などのよく言われる風邪症状が出てきます。

これからの時期、暑くなってくるので暑邪にやられることが考えられますが、ここで考えておくべきは風邪と寒邪です。

その原因は『エアコン』です。

自然の気ではないですが、エアコンからの『風』と『寒さ』が風邪と寒邪になる可能性が考えられます。
なのでエアコンの風が直接当たる場所にはいないようにする。
デスクとかが決まっていてどうしても動けない場合はストールなど巻いて首元に直接風が当たらないように、冷やさないようにという対策などもできます。
家ではドライヤーの風で温める(火傷には注意です。)とかシャワーなどで重点的に首と肩の境目あたりを温めるとかでもいいと思います。

夏風邪は恐らく冷たい物の過食、過飲が原因のひとつですが、こういうエアコンによる体表面の冷やし過ぎも考えられます。


東洋医学ではこんな解釈もされてます。他の邪についてはまたお話します(笑)
気温がどんどん上がり体調管理が難しいですが、なんとか乗り切りましょう!

映画鑑賞~キングダム~

こんにちは。今の所推しているキャラは『政』です、どうもHIROSHIMAストレッチの楠本です。

院長の身体についてなどのブログの合間にプライベートのブログをぶち込みます(笑)

先日、映画キングダムを鑑賞してきました。
マンガはかなり人気ですよね。アメトーークでもキングダム芸人してましたしねhappy02

どんな話かはキングダム読んだり、映画観に行ってください(笑)
秦の始皇帝の話です。

戦闘は剣の時代ですから、剣技のアクションがとても迫力あって面白かったです。
何より吉沢亮の1人2役がよかった。微妙に演じ分けている感じがちゃんと伝わってきましたnote
この映画で吉沢亮好きになる人多いんだろうなと思います。
自分もその一人です。政役の吉沢亮が好きというだけですけどね(笑)
映画キングダムおススメです!


映画が面白かったので今更ながらキングダムを読み始めました(笑)

ある程度史実に基づいて描かれているでしょうから、マンガで勉強するというのもありですね!
春秋戦国時代はあんまり勉強してないのでキングダムから中国史だけでなく世界史にハマり始めるかもしれません。
日本史の面白いマンガってないんですかね?
オススメがあったら教えてください。よろしくお願いしますsign03

長所と短所は裏表?いや、どうだろう?って話

こんにちは、広島すとれっち 政本です。 
今日はまたまたプライベート投稿になりますが長所と短所について書いていきたいと思います。
仕事上(面接とか、面談とか)や婚活とか、要所要所で長所と短所の話って出てきますよね。 
短所と長所は裏表なんてことはよく言われていて比較してみると
【アクティブ・盛り上げるのがうまい⇔自己中】
【周りをしっかりと見る能力がある、徹底的に調べる⇔一点突破力・行動力が無い】
【優しい⇔優しすぎ(笑)】
長所を見ていくと必ず反対側が現れるように良い所があるということは必ず悪い所があるということになります。まさに陰陽ですね。そしてそれは見る人によって180度変わるという事です。
【あの人ってなんか暗いよね⇔あの人ってミステリアスだよね!】
【あの人は何でもハッキリ言ってくれる人だから好き⇔あの人はズバズバ言ってくるから傷つく】
見る人によってこうも変わるわけです。勿論その前に信頼関係なんかもありますが…。
何が言いたいかというと長所とか短所とかはあまり気にする項目ではなくて自分という人間に自信を持てる状態を作っていくことが長所や短所の底上げになるという事だと思います。
自分に自信を持てる状態?これはどういう状態なのか?前回アドラー心理学のブログを書きましたが人間の悩みの全ては対人関係に帰属しています。そのことを考えると自分に自信が持てる状態というのは『他者貢献から受け取ることができる』と考えられます。普段の感謝の言葉や資本主義社会で言えば数字、他者との関係であらわれる成功体験それらが自分に自信を持てる状態を徐々に作って底上げていきます。
自分に自信を持てる状態から本当の意味での『他者貢献』に繋がった時にアドラーさんの言う共同体での存在が認識できるんではないかと思います。 

ちょっと話は逸れましたが、人によって見方の違う長所とか短所はあまり気にする必要はなく自分自身の底上げに力を注いだほうが圧倒的に人生は楽しくなるよ!
というお話でした。 

ではまた。

人間の脳の不可思議さ

こんにちは。ストレッチ整体専門店HIROSHIMAストレッチ政本です。 
今日は人間の脳ってクリエイティブだなぁって余談を話していきたいと思います(笑) 

動物ののうと人間の脳で大きく違うのは前頭前野の発達もあるのですが、まだまだあります。それが前頭葉から側頭葉などにかけての広さ、中間の領域の広さです。クリエイティブの元はこの中間領域にあるとも言われています。 
例えば動物が食べ物を見たとします。食べ物を見た瞬間に脳の中では
ねずみ・・・目の前に食材がある→食べる
となります。 
しかし人間の場合は
人間・・・目の前に食料がある→食べる・調理する・アートする
などなど選択肢が沢山でてくるわけです。
これらを生んでいるのが中間の領域の広さからと近年では言われています。

更に人それぞれ物の見え方が違う。同じ景色を見ていても全く異なる考えに行きつく。
自分がなぜその答えに辿り着いたのか?っていうのを自分で振り返ってみるのは面白いかもしれませんね。 

という余談でした。 

最近はまたどんなブログを書こうか迷い中です。自分の創造性をもっと働かせていかないとなぁと感じています。(笑)
ではまた。

【我慢】は前頭前野を萎縮させる?それとも鍛える?

こんにちは、広島ストレッチ政本です。
前回お話した前頭前野を鍛える方法の続きです。 
鍛える方法として【我慢】する、そして【我慢した後の思考が大事】だと書きました。 
一時の感情を我慢するここまではやろうと思えば結構誰にでもできますよね。しかしただ我慢するだけでは前頭前野は鍛えられません。この後の思考が大事です。
どういうことかと言うと我慢した原因について【俯瞰して考える習慣】これが前頭前野を鍛えるからです。なにか相手に怒りたい出来事があったとして
『ここは!前頭前野を鍛えるために!我慢やーーーー!』
と一時的に我慢したとしてそのことを振り返らずに我慢した自分に満足して放置していると【なぜ自分が感情的になったのか?そのことについて考える】という最も大事な部分が抜けるからです。実は我慢を我慢で終わらせるとそれは前頭前野にとっては逆に委縮させる結果になってしまいます。下垂体や副腎による本能的なストレス反応レベルでの対応がメインになるので前頭前野への神経伝達よりもそちらの方をメインとする習慣になってしまい、前頭前野への神経細胞が委縮、反応への神経細胞が肥大という本末転倒な結果になります。この結果俗に言われる副腎疲労などをおこして体調を崩す。
『我慢した自分がバカをみる』
とはまさにこのことです。なので我慢から先の【なぜ?】を俯瞰して考える習慣を身につけていくことが前頭前野を鍛えることになります。人間の脳というのはとてつもなく創造性豊かです。
是非実践してストレスを乗り越える脳をつくっていきましょう!!
次回は少し脳のクリエイティビティについて余談的な感じで書いていきたいと思います。

続・疲労感。 前頭前野を鍛えるおススメの方法は?

こんにちは。広島ストレッチ政本です。
今日は昨日に引き続き疲労感についてお話をしていきたいと思います。前回話した疲労感には2つの種類がありました。肉体的疲労とメンタル・脳系疲労の2つです。今日は後者のメンタル・脳系疲労について深掘りしていきたいと思います。
前提として脳の栄養素としてブドウ糖、酸素が必要なこと(代謝の過程でビタミン等々も必要ですがそこは省きます)。その副産物として活性酸素が出来ますがその処理が追いつかないと各部位で悪さをしてそれが疲労感として現れるということ。
その対処として休養や前頭前野を鍛えると良いということでしたね。
ここで考えて欲しいのがそもそも酸素供給量が少ないとストレスフィルターとしての対応が難しいということです。なので呼吸は大事です。呼吸については過去に沢山説明していますので是非読んでくださいね。 
そしてもう一つ、
【前頭前野を鍛える】
これはもうなかなかアグレッシブな表現ですよね。 前頭前野というのは一言で言えば【クリエイティブ】です。人間らしさとも言えるのですが、感情のコントロールやアイデア、状況判断、などなど様々な人間的要素を盛り込んだポイントがこの前頭前野です。なのでこの前頭前野を鍛えるということは、ストレス耐性ももちろんですが考える力もつくというお得なトレーニングになります。 
【自分が実践してきた鍛え方】
ではここで自分が過去に実践してきた鍛え方についてシェアしていきたいと思います。
・利き手と反対の手を使う…ご飯を食べる時や字を書く時など普段の利き手を使います。色んなスポーツもしてきたのですがダーツ、ボクシングなどもサウスポーで練習して今では逆にサウスポースタイルの方がうまくできるようになりました(笑)
・我慢する…これは今でも修行中ですが何か感情的な情動に流されそうになった時に一旦間を置いて我慢するということです。アンガーマネジメントなどにも6秒我慢するというのがありますが、これは前頭前野を鍛えるにはもってこいですね。しかしここで必要なことは【我慢した後の思考】です。我慢した後に俯瞰して物事を見る習慣をつけないとそれは【ストレスの継続】になってしまい、前頭前野を鍛えるどころか前頭前野の消耗になり、神経細胞が萎縮する可能性があるからです。この続きは次のブログで、ではまた
 

そういえば!友達がシャレオにパーソナルジムを開店!

こんにちは!広島ストレッチ政本です。 
そういえばなんですが、お友達がシャレオにパーソナルトレーニングジムを開きました。めちゃマッチョな友達です!(笑)

【アイ・ビルド】

というお店です!中広が一号店でシャレオが二号店だそう!凄いですね。マッチョな友達は基本一号店の中広にいるみたいです。
しかしシャレオってなんか響きが良いですね(笑) 
全くプライベートな話題ですみません。
ではまた!!

だるさについて~肉体?メンタル?脳?~

こんにちは、広島ストレッチ政本です。 
今日はだるさについて書いていきたいと思います。 
『だるさ』これってすごくざっくりですよね。なんとなく足が重いとかなんとなく肩がこるとか重い感じがするとかそんな感じです。
ちょっと前のブログで四肢タイプと体幹タイプについて話しましたが、四肢をベースに身体を使う方はとくにこのだるさを感じやすい傾向にあります。じゃあなぜだるいのか?
ここで『だるさの原因』という言い方をしてしまうとこれは個人個人で違います。スポーツをしている人のだるさとデスクワークをしている人のだるさの原因が違うように人それぞれです。
ここでだるさを疲労として置き換えた時に見えてくるのが肉体的疲労なのかストレスなどによるメンタル脳的疲労なのかという大別が出来ます。
・肉体的疲労は読んで字のごとく肉体活動による筋疲労といえます。これはデスクワークでも起こります。『長時間同じ姿勢で作業する』という活動です。これは単純に一時的な血行不良、神経伝達の遅延、などでだるさを認知するというものです。

・メンタル脳的疲労はいわゆるストレス反応によるものです。ストレスを感じると一般的には下垂体や副腎からホルモンを分泌して自己を守る働きを行いますがこの時に脳の前頭前野と言われるポイントでも活動が行われておりストレスによる処理を理性的な判断として行っています。この際に大量の酸素を消費してしまうので副産物として活性酸素というやつが出てきます。これらが処理できない範囲まで出来てしまうと身体に『疲労』として現れるというわけですね。

これらの対処方法は基本的には休養なのですが現代人にそんな時間は無い!それならばと前頭前野を鍛える!なんてのもあります。この辺りは色んな情報がありますので是非調べてみてください。

しかしここで疑問が出てきます。いつもは耐えられる程度のストレスなのに猛烈にだるいのはなぜ?とかこの時期になるとどーもだるさが取れないのはなぜ??とか、歳だからか!?とか考えますよね。

ここで自分がお伝え出来るのは
『適切な身体の使い方』です。
この疲労についても適切な身体の使い方が出来れば適切な呼吸が出来る(酸素、代謝効率)し、適切な寝方、適切な歩き方、適切な座り方、適切な運動、全てに繋がってきます。
次回は前頭前野のお話をしていきたいと思います。
ではまた

陰陽について~東洋的見解~

こんにちは、広島ストレッチ政本です。
今日は陰陽について書いていきたいと思います。
皆さんは陰陽って聞いたことがあるでしょうか?またどんなイメージを持っているでしょうか?
ブログで東洋的見解として西洋的見解と対比させて東洋の流れについて書いていきましたので読んでいただいた方はわかると思うのですが、東洋的見解は経験をもとにした『統計学』の立場をとっています。よく言う帝王学、陰陽、経絡、風水、易経・・・・。
どうでしょう?イメージはもうほぼ占い師、スピリチュアルの世界ですね。(笑) そう言われても仕方がないんです。科学、物理学での証明が出来ないものは全て神秘に属するので。ただこれらの経験の蓄積を神秘だからと言って活かさないのは非常にもったいないと思います。前回も言いましたが私たち『手当て』の職につくものは西洋的見解の根幹に東洋的見解を学び加えることで視野が広がり、現在の病院ではできない存在価値が加わります。 
前置きが長くなりましたが陰陽は読んで字の通り陰と陽の二つがあります。よく二元論と言われるのですが事はそう単純ではなく、この陰と陽の組み合わせで色んな形が生まれます。これらを活かすとだんだんとその人の背景というか個性が見えてきたり、環境(気候)によりどのような影響を受けやすいかなども統計的な部分で当てはまるようになってきます。
根本的な西洋的見解に付属としてこの東洋的見解を合わせていく。このように考えることでいろいろな症例に対して対応が可能になってきます。
医学は日々進歩しています。いつかこの統計的でしか語れない東洋的見解の謎も証明できる日が来るかもしれませんね。
ではまた。

中呼吸のススメ~あなたはどっち?大呼吸と深呼吸 

こんにちは、広島ストレッチ政本です。 
今日は深呼吸をちょっとだけ深掘りしていきたいと思います。

呼吸筋というのを聞いたことがあるでしょうか?ざっと説明すると
吸気(吸う時)は横隔膜をメインとしており、補助として外肋間筋などが使われます。呼気時(はくとき)は肺の作用がメインになります。大きな呼吸をする時は【努力性吸気と努力性呼気】というものがあります。これは吸う時に斜角筋や胸鎖乳突筋などの首の筋肉や吐く時に腹斜筋などお腹の筋肉を使います。

深呼吸というと『思いっきり吸って、思いっきり吐く。』というイメージがないでしょうか?
先ほど上記でも述べた努力性というやつですね。
確かにこれは俗に言う深呼吸なんですがいつも懲りずに説明している【力みのない】深呼吸はこれじゃないんです。
侮るなかれ、深呼吸、です。
上記のような筋群を使った呼吸は言ってみれば『大きな呼吸』です。『大呼吸』ですね。
深呼吸は読んで字のごとく『深い呼吸』です。

・・・・は?

って感じですよね(笑)

これはどういうことかというと先ほど述べた努力性吸気筋などは活動最小限で横隔膜をメインとした呼吸です。
簡単にいうと肩が極端に上がったりする呼吸では無いということです。
いきなりそんなこと言われてもって感じだと思うので深呼吸を始めたての頃は
【中呼吸】
をお勧めします。めいいっぱい吸わなくて良いのでいつもの呼吸よりも横隔膜をイメージして肺のふくらみを感じながら若干深く吸う感じです。ワンポイントとして空気の流れ(口から肺から横隔膜へ)をイメージすると更に良いですね。これなら変に肩に力が入ることもなく、深い呼吸が徐々にできるようになってきます。 
これが上達してくると【より深くに呼吸を落とし込む感覚】が身に付きます。これがよく言われる【腹式呼吸】というやつの姿ですね。胸式とか腹式とか言いますがどちらも要領は一緒です。落とし込む意識のポイントが胸部なのか?腹部なのか?で変わるだけです。
なので胸式派、腹式派というのは不毛な争いだと思うので仲良くやりましょう。(笑)

ということで今日は深呼吸始めたての人へ向けた【中呼吸のススメ】でした。 

次回は怪しい感じのやつをやります(笑)決して怪しいやつじゃないんですけどね。
ではまた。

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